4年ぶりに全支部が一堂に会す

JAみなみ信州
スコップ三味線を披露する豊丘支部「小園ひまわり」
スコップ三味線を披露する豊丘支部「小園ひまわり」

JAみなみ信州女性部は16日、飯田市の飯田文化会館で管内全域から同部員ら約400人が参加し、第23回女性フェスティバルを開いた。新型コロナの影響で中止や分散開催を行っていたが、今年度は4年ぶりに全支部が一堂に会しての開催となった。
同部の各支部には、絵手紙、手芸、押し花を楽しむグループや、漬物やジャム、お菓子などの加工品作りを行う様々な目的別グループがあり、活発な活動をしている。フェスティバル開始前には18の同グループが参加し、作品展示や加工品販売を行った。会場内は、アップルパイやマドレーヌなどのお菓子や味噌、五平餅、手作りの手芸品などが並び、多くの参加者でにぎわった。
同部の今牧由紀子部長は、「地域農業や食文化を守っていく中で地域に根差した活動を行っている女性部の役割は大きい。フェスティバルを通じて仲間との絆を深め、地域を元気にする活動を続けていきましょう」とあいさつした。
同JAの寺沢寿男組合長は「次世代に農業の魅力や大切さを伝えるには女性ならではの感性やアイデアが必要。これからも女性部の連帯力でJAや地域を盛り上げていただきたい」」と話した。
フェスティバルでは、令和5年度長野県家の光文化活動研究集会でJA長野中央会賞に輝いた喬木支部エプロンサポーターの牧内恵さんによる記事活用体験発表や、天龍支部ヤングSKKの内藤有香さんによるフレッシュミズ作文発表、豊丘支部「小園ひまわり」によるスコップ三味線の演奏、飯田支部「プルメリア フラダンス教室」がフラダンスを披露した。
記念講演では、落語家の桂宮治さんが、「落語とコミュニケーション術」の演題で講演と落語を行い、会場内は笑い声が途切れず楽しいひと時となった。

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