フードドライブを通じて地域へ貢献

JAながの
JAから寄贈された米を配布した
JAから寄贈された米を配布した

JAながのでは、管内の組合員や女性部員によって持ち込まれた食品・食材を社会福祉協議会や地域の団体・NPO法人へ「フードドライブ」として寄贈している。昨年11月には合計11トンの食材を寄贈。その食品は地域の「こども食堂」で子どもたちへの料理提供や、生活困窮者への食品配布に利用されている。
1月20日、特定非営利活動法人NPOホットライン信州が主催する「信州こども食堂」が長野市ふれあい福祉センターで開催され、市内在住のこどもとその家族や地域住民を含む280人が訪れた。
同食堂は毎月第3土曜日に開催していて、学生を中心としたボランティアが参加。寄贈された食材を使って調理した食事の提供や、市内の企業や団体などから寄贈された食品・食材の配布を行った。
JAながのが寄贈した食材の8割は主に米で、今回はその米を精米して1袋2キロずつに分け無料で配布したほか、あんこやきなこの餅やスープ、揚げ物などを提供した。訪れた子どもは口いっぱいに頬張りながら、出来立ての料理を味わった。
フードドライブは物価高の影響で需要が高まっており、同法人の青木正照専務理事は「ご支援いただき本当に助かっている。皆さんからのお気持ちを、子どもたちや地域住民へつなげたい」と話す。
また同法人相談員の塚田美栄子さんは「コロナやインフルエンザが流行してきているが、信州こども食堂で知り合った仲間や家族と食事をして、ふれ合える場を今後も大切に守っていきたい」と話した。
JAでは組合員や女性部と協力をしながら、フードドライブを続けて地域貢献を続けていく。

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