災害時、心も体もあたたかく「お湯ポチャレシピ®」地域住民とともに学ぶ

JA大北
鍋から材料の入ったポリ袋を取り出す参加者(長野県大町市で)
鍋から材料の入ったポリ袋を取り出す参加者(長野県大町市で)

JA大北女性部社支部は1月17日、くらしの活動の一環として想定外の災害に備え、カセットコンロ・鍋・水・耐熱性ポリ袋で簡単にできる「お湯ポチャレシピ®」講習会を、大町市のJA社取次所(旧社支所)で開いた。当日は同支部部員と地域住民の22人が参加。講習会では、JA総務部ふれあい課の職員が講師となり、災害時の備えとして耐熱性(食品用)ポリ袋を活用した「お湯ポチャレシピ®」を参加者に指導した。調理器具の洗い物が出ず、鍋の水も再利用が可能なため、断水時には水を節約できる利点もある。この日はライフラインが止まったときを想定し、参加者がカレー作りとご飯の炊き方を学んだ後、調理し試食した。調理方法は、耐熱性ポリ袋に材料を入れ、火の通りが均一になるよう一人分ずつ小分けにした袋を、鍋底に敷いたお皿の上に丁寧にのせて湯せんする。初めて参加した地域住民は「普段から食べ慣れている料理を、温かく食べれることで心が和む」などと話した。

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