リンゴの基本剪定を学ぶ

JAながの
リンゴ(サンふじ)のせん定をする実技者と参加者ら
リンゴ(サンふじ)のせん定をする実技者と参加者ら

(一社)長野県果樹研究会が主催する、リンゴ普通樹整枝せん定交流会が1月10日に開催され、会場となった高山村の園地には、長野県内各地より130人を超える参加者が集まった。
実技を行うのは同研究会員4人と全農長野職員1人の合わせて5人。せん定の基本から、参加者の悩みや疑問に答える形で実技を交えて講習した。
実技をした全農長野の玉井浩審議役は、今年度リンゴの着色がうまくいかなかったという悩みがたくさん寄せられたことを受け「着色には陽の光が当たる事が何より大切。迷いはあるかもしれないが、思い切ってせん定してあげる事が大切。スペースがあると作業効率も上がる。」などとアドバイス。次々とせん定していき、会員はメモを取ったりスマートフォンで撮影をしながら学んだ。
小布施町でリンゴを栽培している会員は「着果時のだぼくが悩みで相談した。良いアドバイスを頂いたので、今後実践に活かしたい」と話し、今年のリンゴ栽培に意欲を示した。
また、参加したJAながの営農技術員は「普段は組合員さんに伝える側の立場だが、こうして学ばせてもらえる機会があり勉強になる」とし、「JAのせん定講習会でも伝えていきたい」と話した。

MENU