花卉選花場新年祈願祭 目標達成や豊作などを祈願

JA上伊那
だるまに目を入れる西村組合長
だるまに目を入れる西村組合長

JA上伊那は1月3日、伊那市の美篶花卉選花場と駒ヶ根市の駒ヶ根花卉選花場で新年祈願祭を行った。このうち、美篶花卉選花場には同JAの西村篝組合長や同JA花卉部会の酒井弘道部会長など約20人が出席。販売目標達成や豊作、作業の安全無事を祈願し、だるまの目入れを行った。
令和5年産の花卉は春先が温暖に経過したため花卉全般で若干早い生育となった。同JA管内が生産量日本一を誇るアルストロメリアでは、8月からの猛暑により生育が遅れほか、つぼみや葉が焼けるなどの影響を受け出荷本数は前年を下回った。トルコギキョウについては、オリジナル品種を中心に順調な出荷となり、過去最高の出荷本数・金額となった。また、販売面では全国的な品薄で単価が高かったこともあり順調な販売となった。
酒井部会長はあいさつで「アルストロメリアに関して年末にはしっかり出荷があった。体調に十分注意して、今年も多くの花を出荷してほしい」とあいさつした。
選花場ではこの日から作業をスタート。アルストロメリアなどの集出荷作業が行われ、1月5日の初市に向けて各市場へ出荷した。

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