農業の未来にむけて意見交換 青年部が懇談会を開催

JA松本ハイランド
活発に意見交換を行った
活発に意見交換を行った

JA松本ハイランド青年部は12月20日、令和5年度JA役職員との懇談会をグリンパルで開催。青年部員や同JA役職員ら39人が参加した。青年部の意見や思いを役職員に伝え、課題などを共有し一体となって協同活動に取り組もうと開催しているものだ。
濱幾洋青年部長はあいさつで「今日の懇談会がゴールではなく、課題解決にむけたスタートの場としたい」と呼びかけた。同JAの田中均組合長は「JAは自助を土台とした共助の組織であり、お互いが助けあいながら問題解決を図っていく。今日の懇談会がみなさんにとって有意義なものになればうれしい」と願いを込めた。
懇談会では農業振興に関する課題に対して、「自助」を土台とした「共助」をキーワードとして、3つのグループに分かれてグループワークを行った。それぞれが抱える課題解決のため、(1)産地強化にむけた生産者間及びJA役職員との新たな情報交換について(2)産地維持と農業所得向上にむけた対応について(3)持続可能な農業を実現するためにできることをテーマに活発な意見交換を行いグループごとにまとめ、それぞれのグループの代表者が発表した。
総括では、關農政部長は「グループワークとして100分という長い時間を設けたが、まだ時間が足りないと感じるのは答えがでない課題に対して議論を重ねているからである。継続的な改善にむけて一緒に取り組みをしていきたい」と締めくくり課題解決にむけたスタートであることを約束した。

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