ブドウ新規栽培説明会

JA佐久浅間
販売情勢について説明する全農担当者(12月7日、佐久市の本所)
販売情勢について説明する全農担当者(12月7日、佐久市の本所)

JA佐久浅間は、「ぶどう三姉妹」を重点振興品目として生産、販売の普及拡大をすすめている。
JAでのブドウ栽培は、寒害の影響のため普及が進まず従来は、リンゴやモモなどを中心に栽培指導を行ってきたが、近年の冬期間の温度上昇を受け、2021年に「ぶどう栽培振興プロジェクト」を始動させた。栽培技術に関する総合的な監修の他、JA出荷を目的とした生食用ブドウの栽培普及に取り組み、2023年度までに30戸が新規に栽培を始めた。
12月7日と8日の2日間、ブドウ新規栽培者募集説明会を開いた。7日は、佐久市のJA本所で開いた新規説明会ではJA全農長野や佐久農業農村支援センター、同JA営農経済部花卉果樹振興センターが、販売情勢や佐久地域における栽培方法、新規栽培支援策などを説明した。
説明した営農経済部の森田信一郎審議役は「事前準備として、棚の設置が必須。植栽して3年目からの収穫となるため準備期間が長く初期投資が必要となる。経営規模や園地状況など個別に相談し、高品質なブドウを共に栽培していこう」と呼びかけた。
市内から参加した男性は「所有するハウスで品目転換を検討している。佐久地域でもブドウができるとわかり栽培をしたい」と話した。
説明会は1月17日、19日の2会場で計画をしている。

MENU