第26回JAみなみ信州畜産共進会(酪農の部)表彰式

JAみなみ信州
最優秀賞を受賞し表彰を受けた塩澤光宏さん
最優秀賞を受賞し表彰を受けた塩澤光宏さん

JAみなみ信州と同JA畜産協議会は21日、飯田市鼎の同JA本所で、第26回JAみなみ信州畜産共進会(酪農の部)の表彰式を行った。受賞者や南信州農業農村支援センター、飯田家畜保健衛生所、JA全農長野、同JA職員らおよそ15人が参加した。
現在12戸の酪農農家で構成する同JA酪農部会では、部会全体で品質や生産向上を目指し、毎年同協議会で共進会を行っている。酪農の部の審査は、令和4年10月1日から令和5年9月30日までの期間出荷された生乳の1日1頭当たりの生産額(乳価×乳量)を生産者ごとに算出し、順位を決定。最優秀賞には昨年に続き飯田市の塩澤光宏さんが選ばれた。
塩澤さんの牛舎では現在搾乳牛65頭ほどをロボット搾乳し、同共進会の生体審査が生産額の審査へ移行してから12回連続で最優秀賞を受賞している。表彰を受けた塩澤さんは「家族で頑張ってきたことに高い評価をいただきうれしい。経営が厳しい中ではあるが、部会全体の生産向上に貢献できるよう努力を続けたい」と話した。
表彰式であいさつにたった同協議会副会長で同JAの塩澤昇営農担当常務は「日々の生産管理に敬意を表します。生産コスト高騰の影響などで全国的に廃業する生産者もいる。難局を乗り越え安心して生産に励んでいただけるようJAも一緒になって取り組んでいく」とあいさつした。

入賞は次の皆さん
▽最優秀賞:塩澤光宏さん(飯田市)▽優秀賞:片桐達司さん(根羽村)、本島正彦さん(高森町)
▽優良賞:丸山博司さん(飯田市)、吉川俊男さん(豊丘村)、(株)吉川牧場(飯田市)

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