手作り豆腐体験で食農教育

JA洗馬
丁寧にボウルに豆腐を移す児童ら
丁寧にボウルに豆腐を移す児童ら

JA洗馬女性部は12月21日にJA松本ハイランド女性部と合同で、塩尻市立洗馬小学校の2年生と豆腐づくりを行った。
きっかけは2年生が総合的な学習の時間に大豆づくりを始め、豆腐づくりを体験したいと洗馬女性部に声がかかったことだ。同部では豆腐づくりのノウハウがなかったため定期的に小学校で豆腐づくり体験会をしている松本ハイランド女性部と11月に交流会として講習を行い、今回合同で体験会をサポートした。
児童32名はグループに分かれ、部員の手を借りながら前日から水に浸けていた大豆をミキサーで潰し布袋で搾り上げ、豆乳とおからを作る作業を行った。にがりを加えた豆乳が少しずつまとまってきた所をお玉で慎重に木枠にくみ入れ、重石を乗せて固まった豆腐をボウルに移し水にさらし完成。おからも同じく大豆から出来た枝豆を入れたサラダにして一緒に味を楽しんだ。
児童は「固まった豆乳を型に入れる時が一番楽しかった」「豆腐があったかくてふわふわしていて面白かった。今まで食べた豆腐の中で一番おいしい」と笑顔をこぼした。また、「こんなに(工程を)やらなきゃ豆腐ができないと思わなかった」と今回の食農体験を通じて材料となる食材ができるまで、その食材が料理となり口に入るまでにはたくさんの過程が有ることを知ってもらう感想も出た。

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