JAみなみ信州花き青年部は22日、同JA農産物総合DMセンターが発行するダイレクトメール「南信州便り」で注文を受けた「クリスマスダリア」の花束づくりを行った。同JA花き青年部の久保田直之さんの作業場で大平篤史部長ほか部員4人と同JA職員3人が作業した。ダリアを中心に生産者自らが心を込めてつくるクリスマスの雰囲気たっぷりの華やかな花束が出来上がり、全国へ発送した。
今回の花束にはダリアの漆黒「黒蝶」、白「彩雪」、赤「ガーネット」の3品種と、現在同JAで振興するコニファーブルーアイスを使いクリスマスを演出し、ダリアを引き立たせた。1束ずつ丁寧にラッピングし専用の箱に梱包、この日は38セットを仕上げた。
大平部長は「丹精込めて育てた花をより多くの方に見てもらえる販路ができ、仲間と作業ができることがうれしい。ダリアだけでも種類がたくさんあるので、季節ごとの美しいダリアを楽しんでもらいたい」と話した。
この取り組みは3年前、コロナ禍で花きの需要が低迷した際に新たな販売方法として同部と同センターが協力して企画?商品化した。現在はダイレクトメールやオンラインストアで注文を受け付け、リピーターも多く季節ごとの南信州の花で消費者を楽しませている。