モモスパークリングワイン 今年も登場!

JAグリーン長野
2023年度産果汁を使ったモモスパークリングワイン
2023年度産果汁を使ったモモスパークリングワイン

グリーン長野は、長野市篠ノ井の西飯田酒造店と連携した「minori no awa ~みのりのあわ~ ももスパークリングワイン」を12月16日からJA管内A・コープファーマーズ店3店舗で販売を始めた。規格外のモモ「川中島白桃」の有効活用と、ブランド果実を使った「ブランド商品」の開発、また生産者の意欲と手取りの向上を目的としたもので、2023年産の川中島白桃の果汁360リットルを、加工業者を経由して酒造店に納品。酒造店代表取締役兼杜氏の飯田一基さんが、フルーティーでコクのある逸品に仕上げた。年末年始の家族団らんや友人とのパーティーなど、グリーン長野のモモ「川中島白桃」を添える。
この取り組みは今年で3年目。長野市の観光事業をきっかけに企画・製造に結び付いた。通常のスパークリングワインとは違い「混濁」しているが、モモを余すところなく味わってもらうために清涼剤を使わず、絞った状態のまま発酵させ醸造した。
発売日前日には、SBCラジオの生放送番組にJA担当と杜氏が出演し、取り組みの経過や味の特徴をPR。パーソナリティーからも「珍しい」「ぜひ飲みたい」との好評の声が寄せられたほか、視聴者からさっそく問い合わせがあるなど、販売契機につながった。
商品は700本限定。JA管内3店舗のA・コープ店(ファーマーズ篠ノ井・ファーマーズ南長野・ファーマーズ松代)で販売するほか、西飯田酒造店特約店で販売する。税抜1650円、アルコールは6%、内容量は500ミリリットル。
JA担当者は、「今年は凍霜害や異常高温などで生産者さんも非常に苦労されていたので、格外を有効活用した商品で手取りの向上につなげるとともに、生産者の生産意欲の向上につながれば良い」と話した。

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