第26回女性まつり・家の光大会 4年ぶりに皆が集まる

JA上伊那
つながりの大切さを伝える本部役員の寸劇
つながりの大切さを伝える本部役員の寸劇

JA上伊那と同JA生活部会は12月9日、第26回女性まつり・家の光大会を伊那市の長野県伊那文化会館で開いた。実開催は4年ぶり。部会員ら約550人が一堂に会し、活動発表や寸劇などを通じて親睦を深めた。
大会は部会員の想いをひとつにし、仲間や地域の願いが実現するような活動につなげることを目的に、1996年から開いている。昨年は無観客とし大会史上初めてとなる地元ケーブルテレビの生中継で仲間の絆をつないだ。
同部会では2022年から3カ年活動テーマ「想いをひとつにかなえよう~つながることで仲間と地域をハッピーに~」を掲げ、生活文化活動や仲間づくりなど、さまざまな活動をしている。また同JAは今年、家の光事業の活動・普及に優秀な成績を収めたとしてJA長野中央会から「『家の光』高率普及実績表彰」を受けた。
同部会の山岸眞由美部会長は「記録的な猛暑はあったものの台風などの自然災害が少なく比較的に穏やかな年だったが、世界では今もなお紛争におびえて暮らしている現実がある。次の世代に豊かで平和な世界をつなげていくことも生活部会の役目だ。この大会を通じて、仲間と地域がつながり部会の輪が広がることを願う」とあいさつした。
オープニングステージでは部会役員やJA職員38人が「マツケンサンバⅡ~世界平和バージョン~」と題し、ダンスを披露。その後、家の光活用体験発表や、地元グループ・JAが開くミドルミズ大学の受講生が活動発表を行った。観客を巻き込んだステージで、会場が一体となって盛り上がった。
また、同部会の本部役員は童話「アリとキリギリス」などをモデルに、SDGsや防災をテーマとした寸劇を披露。食品ロスを減らし地域に役立てるフードドライブや、近年多発している自然災害に備えることの大切さを演じ、地域住民の連携による助け合いの必要性を訴えた。

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