育てた大豆で豆腐作り 女性部がサポート

JAあづみ
固まった豆腐をおたまで移す女性部員(右)
固まった豆腐をおたまで移す女性部員(右)

JAあづみ女性部は18日から3日間、安曇野市立三郷小学校2年生157人が同校に隣接する畑で育てた大豆「ナカセンナリ」を使った豆腐作りをサポートした。部員6人が講師となり「ざる豆腐」の作り方を手ほどき。初めて食べるおからや湯葉などを味見しながら、ざる豆腐を完成させた。
原料の大豆は生活科の授業の一環で6月に播種し、12月に収穫したもの。前日から水に浸しておいた大豆をミキサーにかけて煮た後、こしぬので包み搾って豆乳とおからに分けた。豆乳は焦がさないようにかき混ぜながら80℃まで温度を上げ、にがりを加えて固めた後、おたまで丁寧にざるに移し、水気を切って仕上げた。
出来立ての豆腐を食べた児童は「店で買って食べる豆腐よりも柔らかくて味が濃い。とっても美味しい」と嬉しそうに話した。
同部の北林則子食育委員長は「大豆の栽培過程で体験したことや学んだことを忘れないよう家に帰ったら、家族に話してみて欲しい」と話した。

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