4年ぶりのりんごジュースづくり 年末年始の楽しみに

JA信州諏訪
ジューサーを使ってりんごジュースを作る部員
ジューサーを使ってりんごジュースを作る部員

JA信州諏訪女性部は12月、岡谷市のJA田中線センターの農産物加工施設で、管内産「ふじ」を原材料としたりんごジュースづくりを行っている。長年にわたるこの時期の恒例行事で、コロナ感染拡大を受け4年ぶりに再開。部員はできたてのジュースを一升瓶に注ぎ入れ、各々で持ち帰った。
組合員向け自家用農産物の加工事業の一環。同施設で作るりんごジュースは、同市と下諏訪町の生産者が出荷した加工用りんごを使用。果汁100%で「市販のジュースに比べ、味が濃くておいしい」と評判だ。
初日の13日は、同部富士見町ブロックが「ふじ」200キロを使い、りんごジュース約135リットルに加工した。洗ったりんごをジューサーで絞り、大きな鍋に入れて加熱。30分ほど殺菌した後、瓶詰めした。
部員は久しぶりの作業だったが、皆で手分けしてスムーズに作業。年末年始に家族や親せきの集まりで味わったり、贈答用にしたりする考えだ。
事務局の小林明美担当は「久しぶりのりんごジュースづくりで皆さん手際よく、楽しみながら作っていただいた。クリスマス、お正月などに皆で味わってもらいたい。地産地消にもつながり、部員から人気の取組みなので、今後も続けていきたい」と話していた。

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