訪問演奏で元気届ける

JA信州諏訪
スコップ三味線の演奏で盛り上がる参加者
スコップ三味線の演奏で盛り上がる参加者

JA信州諏訪女性部スコップ三味線グループは12月19日、茅野市の「JA長野厚生連富士見高原医療福祉センターデイサービスけいすい」が開く忘年会で演奏した。メンバーら8人が、お揃いの赤い法被を着用し、日頃の練習成果を披露した。
同グループは2017年度に発足し、JA管内の高齢者福祉施設を中心にボランティアで訪問演奏を行ってきた。2019年に行った後は、新型コロナウイルス禍の影響で行えていなかったが、今年9月から訪問演奏を再開。同施設を訪れるのは4年ぶりとなる。
この日は、「浪花節だよ人生は」や「瀬戸の花嫁」、「ソーラン北海」を披露。曲に合わせて、栓抜きでスコップを打ち小気味よいリズムで利用者を楽しませた。曲に合わせて軽い体操も行った。
他に「どじょうすくい」の踊りや詩吟を披露。童謡「きらきら星」や「チューリップ」「大きな栗の木の下で」を利用者と一緒にハンドベルで演奏するなど、多彩なプログラムで会場を盛り上げた。
同グループ代表の伊藤穂峰さんは「演奏を楽しむ笑顔を見て励みになった。これからも元気を届ける活動を続けたい」と話している。

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