焼きたて五平餅でおもてなし 川路保育園収穫祭

JAみなみ信州
園児と交流する参加者ら(長野県飯田市で)
園児と交流する参加者ら(長野県飯田市で)

飯田市川路の川路保育園は11月30日、地元農家やJAみなみ信州職員、同市子育て支援課職員らを招き、収穫祭を開いた。歌や劇の発表、手作りプレゼントなどで日頃の感謝の気持ちを伝えた。
同保育園では地元農家や同JAの協力で米づくりを行っており、2007年から収穫したお米の一部を国際協力田米としてマリ共和国へ送っている。この日は園児が田植えと稲刈りをしたうるち米「にじのきらめき」を使用し五平餅づくりを体験。地元農家の関島路乃さんの指導でつぶして丸めたご飯を型に入れ、ギュッと押し丸型に抜いていき、保護者が串に刺し炭火で焼いていった。できあがった五平餅のほか、豚汁やおひたし、デザートのりんごで参加者をもてなした。園児は地域の方や保護者と会話をはずませながら交流をを楽しんだ。
園児は「五平餅の型抜きが楽しかった。家でもつくってみたい」や「おいしくていつもの給食よりたくさん食べれた」と笑顔で話した。
同園の宮﨑千保子園長は「園児たちは“地域の方々にお礼をしたいと”五平餅づくりや発表を頑張った。いつもあまり食べない子もおかわりをしたりと自分たちでつくったものを大勢で食べることでおいしさが増しているようだった。今後も地域の皆さまとのつながりや食への感謝を大切にし成長してほしい」と話した。

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