上伊那果実選果場反省会 来年はスピードと精度の両立を

JA上伊那
反省点や課題を確認する雇用者
反省点や課題を確認する雇用者

JA上伊那は12月11日、箕輪町にあるJA上伊那果実選果場の反省会を同施設で開いた。雇用者やJA役職員、関係者など約90人が出席。今年を振り返り、来年への課題とした。
同施設は管内で唯一の選果場。リンゴや梨、桃など管内すべての果実が集められ、選果し出荷している。今年は7月17日に桃の選果から始まり、ピーク時には約60人体制で作業。選果は12月13日まで行われた。
反省会では実績について触れ、豊作だった昨年と比べると12月11日現在で、出荷数量は前年対比85%だったが、一昨年と比べると1.5倍、約1,000t増加した。同施設としても例年より雇用者を増員したことで、数量に見合った効率的な作業ができ日量が約20%増加した。また、荷受けや選果など工程ごとについても振り返り、反省点や来年の課題を洗い出した。
同JAの白鳥健一営農経済担当常務は「今年もスムーズな作業で事故なく勤めていただいたおかげで多くの果実が選果できた。ぜひ来年もご協力いただきたい」と評価した。
来年は選果日量と合わせてさらに選果精度も向上させていく。

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