美篶手良支所収穫感謝祭 来年の豊作を祈願

JA上伊那
だるまの目入れをする春日理事
だるまの目入れをする春日理事

JA上伊那美篶手良支所は12月8日、伊那市にある同支所で収穫感謝祭を開いた。今年の収穫に感謝し、来年の平穏な天候による豊作を祈願する神事を執り行った。また、11月に同支所で開いた農産物品評会の表彰式やだるまの目入れも行った。
JA管内では春先から気温の高い日が続いたことで凍霜害の影響は少なかったものの、夏場の高温・干ばつの影響を大きく受けた。同支所では主力となる米や花卉などでも天候の影響がみられたが、高単価で推移したことで売り上げは計画を上回る実績となっている。
この日は、農家組合長会の代表や西村篝組合長をはじめとするJA役職員ら60人が出席。神事では各組織の代表者らが玉串を供え、神前で祈りを捧げた。
表彰式では出展された111点の中から、各部門の金賞から銅賞に入賞した28点を表彰。西村組合長から表彰状を受け取った。
JAの春日保理事は「農業は天候に左右されやすいが、水や緑、太陽に恵まれたこの地域の農地を有効活用していこう」とあいさつした。
JAの西村組合長は「一番の喜びであるいい農産物の収穫は皆さんの努力のたまもの。JAでも生産基盤の確立に向けて取り組んでいくので、ぜひ引き続きの出荷をお願いしたい」と話した。

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