土佐谷さん最高金賞 うまい米コンテスト

JA佐久浅間
コンテスト受賞者と関係者ら(12月9日、長野県の立科町で)
コンテスト受賞者と関係者ら(12月9日、長野県の立科町で)

JA佐久浅間とJA米穀専門委員会は12月9日、立科町の立科町老人福祉センターで「第5回一番うまい米コンテスト」を開いた。佐久地域の水稲生産者の知識と技術、意欲などの向上とともに、地域住民においしい米の産地として改めて認識してもらう機会として開催。最終審査の結果、最高位の最高金賞に佐久穂町の土佐谷享さん(45)が選ばれた。
佐久市、小諸市、東御市、立科町、佐久穂町、御代田町、軽井沢町、佐久農業農村支援センター、JA全農長野が協賛。2023年に管内で栽培したコシヒカリやつきあかり、ミルキークイーンなど235点の応募があった。事前審査で食味分析器と味度計による機械審査を行い、10点を選出した。
9日の最終審査で市町の首長やJA常勤役員、米穀専門委員、米食味鑑定士ら12人が食味審査で外観や香り、味、粘りなどを評価した。
最高金賞の土佐谷さんは「佐久の地へ移住しみなさんにご指導や励ましをもらいこの場に立てた。今後は水稲栽培の先輩方と技術的な交流をし、もっとおいしい米づくりをしていきたい」と受賞の喜びを語った。
JAの浅沼博組合長は「どれを食べてもおいしく品質が向上している。春から秋にかけ高温で心配していたが、一等比率が良く米づくりの技能の高さがうかがえる。これからもおいしい米を生産してほしい」と話している。
その他の受賞者は次の通り。
金賞 丸山 訓由(佐久市)
   小畑 雅典(佐久市)
銀賞 小林 剛(佐久市)
   土屋 祐一(佐久市)
立科町賞 佐藤 安夫(立科町)

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