園児も参加して 「アジア・アフリカ支援米」・「国際協力田米」の合同発送式

JAみなみ信州
JA職員らともにトラックにお米を積み込む園児
JA職員らともにトラックにお米を積み込む園児

飢餓に苦しむ国へお米を送る国際協力田運動に取り組むJAみなみ信州は13日、飯田市鼎の同JA本所でアジア・アフリカ支援米送付運動に取り組む飯伊地区労農会議と合同で支援米の発送式を開いた。同労農会議、同JA関係者らおよそ20名のほか、同JAとお米を一緒につくった同市川路の川路保育園年長園児15人も参加し、合計511kgの支援米をトラックに積み込み見送った。
同発送式には同労農会議が飯田市上郷の篠田喜代志さんの圃場でつくった「風さやか」391kgと、飯田市川路の圃場で同地区農家と同園園児が一緒につくった「にじのかがやき」120kgが入った米袋が並んだ。発送式では同園園児らが元気いっぱいの歌やダンスを披露し、絵やメッセージを書いたシールを米袋に貼り、同JA職員らと一緒にトラックに積み込んだ。
同JA営農部営農企画課の髙田佐枝子主任は「お米を届けることで、少しでも飢餓に苦しむ子どもたちが減ったらうれしい。園児たちもこの活動を通じて農業や食の大切さを知ってもらえれば」と話した。
同JAは同保育園での食育事業を通して2007年からこの活動に参加しており、今後も続けていく方針。また同労農会議の取り組みも30年以上続いている。この日発送した支援米は趣旨に賛同する日本通運㈱飯田営業所によって無償で長野市へ送られ、来年1月中旬に「食とみどり、水を守る長野県民会議」と「長野県農業協同組合中央会」合同の発送式を行いマリ共和国へ送られる予定。

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