JAへの評価 直接伝える

JAグリーン長野
意見を伝える女性部員
意見を伝える女性部員

JAグリーン長野女性部は12月8日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで、「JA女性部とJA役職員との懇談会」を開いた。女性部の声を直接JA経営層に届けることを目的に年1回開催。女性部本部役員13人と栗林和洋組合長はじめJA役職員が出席。JA事業に対し女性部員が要望や評価などを提言した。
部員からの要望として総支部役員が一人一人マイクを持ち、総支部員から事前に聞き取ってきた「生の声」を発言。「営農技術員がすぐに畑に来てくれて相談に乗ってくれた」「支所に飾られる花もきれいで、職員の対応も良く、利用しやすい」といった評価の声を寄せた一方、「若手営農技術員の育成」「JA支所・よりそい店の取扱業務について広報誌等での明示」などの課題を挙げ、対策を要望。各事業部長が、建設的な意見に感謝を伝えるとともに、対策や実情を踏まえた実行の可否などについて回答を示した。まとめでは、唐木邦敏専務は、「できることはすぐに実行に移してまいりたい」と表明した。
懇談会冒頭、栗林和洋組合長は、女性部のJA事業への協力に感謝を伝えるとともに、JAの情勢報告を含めて挨拶。持続可能な経営に向け取り組む「支所金融取扱窓口再編成」の状況などを報告し、「JAには女性部のみなさんの理解と協力が必要不可欠」と強調し、さらなる女性部活動の活性化とJA事業の利用・協力を求めた。岡田晴美女性部長は「懇談会の内容が実現されるように改めてお願いしたい」とまとめた。

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