JA常勤役員、室・事業部長と懇談 事業拡大に現場の声活かして

JAあづみ
意見を述べる青壮年部員(左から2人目:安曇野市豊科)
意見を述べる青壮年部員(左から2人目:安曇野市豊科)

JAあづみ青壮年部は4日、安曇野市豊科のビレッジ安曇野で「JA常勤役員、室・事業部長との懇談会」を開き、部員やJA役職員ら25人が参加。管内で永続的に農業が営めるような施策や事業展開を望む声や意見を伝え、約2時間懇談した。
同会は、生産者である部員が日頃感じている想いや意見、要望などをJA事業に活かしてもらいたいと毎年開催している。
開会にあたり、鶴見亮太部長は「組合員組織や地域農業の活性化による農業者の所得増大、未来へ持続するための生産拡大を図るための契機にしたい」と挨拶した。
懇談会では、JAが直営する安曇野市豊科南穂高の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」のECサイト運営強化や売場の陳列方法・面積などについての意見や要望が挙げられた。他にも「循環型農業の推進強化」や「JA施設を活用した一時的な出荷コンテナの置き場確保」「農機具の貸借・売買斡旋」など生産者の目線で感じたことを伝えた。
千國組合長は「生産現場の率直な意見を聞けた。国や県、行政らと連携し、現状を変えられるところから施策を講じていきたい」と述べた。

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