SDGsの取り組み学習「果物で染め物に挑戦」

JA信州うえだ
桜色に染まったハンカチ(長野県小県郡長和町で)
桜色に染まったハンカチ(長野県小県郡長和町で)

JA信州うえ女性部よだくぼ南部支会は、11月10日長和町古町コミュニティセンターでSDGsへの取り組み学習として季節の果物の皮を使った染め物講習会を開いた。女性部フレッシュミズ会員と役員ら10人が参加した。
同支会では、『食べ物には無駄な部分はない』、『すべてを活用しよう』との試みで野菜や季節の果物を使って染め物を行い、果実の実を使って簡単なおやつを作る『染めて楽しい・食べておいしい!』の実践をした。
この日は旬のリンゴの中でも『紅玉』の皮を使って染色を行った。手順は、まずリンゴの皮を色が出るまで煮詰め、色が出た煮汁にクエン酸と焼きミョウバンを加えて沸騰させ、水にぬらした絹のハンカチをしっかり漬ける。ハンカチ全体が染まったら取りだし、色落ちしなくなるまで流水で繰り返し洗う。水気を絞り、陰干し乾燥後アイロンをかけて完成。ハンカチを乾かしている間に、皮を剥いた後の果実で、エーコープマーク品の蒸しパンミックスを使ったアップルケーキを作った
参加者からは、「ハンカチが、桜色でとてもやさしい素敵な色に仕上がって嬉しい」「マーク品を使っての、アップルケーキもとてもおいしかった」「自分でも、身近なもので染色に挑戦してみようと思いました」などと声が上がった。

MENU