郷土の味を伝承

JA佐久浅間
たくあんを漬け込むポイントを聞く参加者
たくあんを漬け込むポイントを聞く参加者

JA佐久浅間は11月22日、「つけもの講習会」を佐久市の佐久岩村田支所で開いた。組合員ら21人が参加。つけものの利点や郷土食の伝承が目的。
講師に厚生産業(株)の成瀬規彦係長を招き、野沢菜漬けやエーコープマーク品の「たくあん漬の素」を使った糠漬けたくあん、ハクサイやダイコンを使用した浅漬けの指導を受けた。
糠漬けたくあんのポイントとして(1)ダイコンの表皮は傷をつけないように丁寧に扱う(2)できるだけ水平にして重石をする(3)細めの樽で段数を増やして漬けると水あげが早くなると指導した。
参加者は「久しぶりに野沢菜漬けや糠漬けたくあんをするので復習をかね講習会へ参加した。分量を正確に量りおいしく漬けたい」と話した。
企画総務部ふれあい広報課の原田里美課長は「核家族で長期保存漬けをする人が少ないが、その家の味を伝承して欲しい」と話す。

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