連携で未然防止 防犯訓練実施

JAながの
犯人役に現金を渡す支所長
犯人役に現金を渡す支所長

JAながのは12月5日、木島平村の木島平支所で強盗や電話でお金詐欺を想定した、防犯訓練を行った。職員の防犯意識を高め、非常時に迅速な対応ができるようにする事を目的として、毎年管内支所で行っている。
訓練では飯山警察署の警察官が、犯人と来店客に扮し、犯人が来店客を人質にとり同支所に押し入り、現金を強奪し逃走する設定。職員は警察へ通報し、犯人を追いかけ、駆け付けた警察官に犯人の体形や服装、逃走ルートなどの犯人摘発に向けた情報を伝えた。また、口座が不正利用されているなどの電話で来店された利用者への対応を想定した訓練も行われた。
同署の職員は、全国で多発している強盗事件に触れ「いつ何が起きるか分からない中で、訓練は大切。役割分担にこだわる事なく連携し柔軟な対応に努めてほしい」と伝えた。
JAでは防犯訓練や特殊詐欺未然防止の研修会を行なうとともに、近年多発している電話でお金詐欺(還付金詐欺)等について、自身では判断せずまずはJA窓口や職員への相談を呼びかけている。

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