信州の伝統野菜「牧大根」を使った漬物の販売始まる 250袋をパック詰め

JAあづみ
出荷作業をするメンバーら
出荷作業をするメンバーら

安曇野市穂高牧特産の伝統野菜「牧大根」を原料にした漬物「安曇野うんめえ漬け(しょうゆ漬け)」の販売が8日から始まった。同市の安曇野スイス村ハイジの里やファミリーマートJAあづみ烏川店に並び、約1ヵ月で完売するほどの人気商品だ。「しょうゆ漬け(1袋=200グラム)」を先行販売。2024年2月上旬頃には主力の「ぬか漬け(1袋=250グラム)」をハイジの里やファミリーマート以外に穂高農産物直売所でも販売する予定。ともに1袋480円(税込)。
JAあづみ女性部西穂高支部の「牧大根プロジェクト」による漬物の出荷作業が7日、同市穂高のJA西穂高ふれあいセンターの加工所で行われた。メンバー8人は、11月22日から漬け込んだ牧大根を手際よくビニール袋に詰め、専用の機械で真空パックにした。この日は、22年よりも60袋多い250袋を出荷した。
「うんめえ漬け」は、ほどよいかみ応えが特徴の塩分を抑えた漬物で、牧大根のしょうゆ漬け、ぬか漬けの2種類がある。袋詰めの作業は漬かるのが早い、しょうゆ漬けから始めた。しょうゆ漬けは、規格外の牧大根を食べやすい大きさに刻み、薄口しょうゆ、するめ、昆布、ショウガ、砂糖、赤唐辛子と一緒に漬け込んだもの。
メンバーの浅川峰子さんは「お茶うけやお酒のお供などに適した味に仕上がった。大根特有のパリパリ食感を楽しんで欲しい」と話した。

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