「おいしいリンゴです」 小学生が店頭でサンふじ販売

JAながの
リンゴの購入を呼び掛ける児童(長野市穂保:アグリながぬま)
リンゴの購入を呼び掛ける児童(長野市穂保:アグリながぬま)

12月4日、JAながのが運営する農産物直売所アグリながぬま(長野市)で、地元の長沼小学校3年生の児童10人が、校内の敷地で収穫されたリンゴの販売を行った。
台風19号災害で被害にあった同校のリンゴは復興リンゴの意味もあり、児童や保護者によって大切に栽培されてきた事や、地産地消について体験を通じて学んでほしいと、昨年度から始まった取り組み。
収穫は児童が行い、約1,000個の「サンふじ」が大小異なる大きさ別に袋分けされ、1袋3個入り100円~200円で販売。また、袋の中には児童らの手書きで「ごこうにゅういただきありがとうございます」と書かれたメッセージカードを入れたり、手作りの看板で買い物客らに呼びかけるなど、工夫を凝らした販売となった。
販売をした児童は「買ってもらえて嬉しい。また買ってほしい」と話した。
このほか、学校内の児童らに配られたりリンゴジュースに加工をするなど、リンゴを通じて「食」の大切さを学んだ。

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