農事組合法人いなアグリバレー第25期定期総会 良質な苗の安定供給

JA上伊那
拍手にて議案が可決される様子
拍手にて議案が可決される様子

伊那市の農事組合法人いなアグリバレーは11月22日、同市のJA上伊那本所で第25期定期総会を開いた。(農)いなアグリバレーの組合員やJA職員などが出席。全6議案が可決された。
(農)いなアグリバレーは同JA管内全量のトルコギキョウの苗を生産している。事業開始から25年目の節目を迎えた2023年度は、302万本の苗を供給(ほか委託苗63万本)。高温時のかん水管理や温度管理に力を入れ、品質の不揃いなどについて対策を行った。また、近年問題になっていたゼニゴケ対策にも取り組み、良質な苗供給となった。
2024年度は育苗が花の栽培の中でも重要性が高いことから、最善の管理を行うとともに、品質向上へ向けた研究、苗の安定供給に取り組むなど11項目を掲げた。
(農)いなアグリバレーの吉澤昭夫組合長は「多くの方の協力によりすばらしい苗が供給できている。また、新しい育苗の研究も始めている。今に満足せず、次のステップに向けて進んでいき、より良い苗を提供することにより生産者の生計の一助となるよう努力していく」とあいさつした。

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