秋の大収穫祭直売所へ行こうキャンペーン終幕 国内の農畜産物を食べて農家を応援

JAあづみ
多くの来場者で賑わう店内
多くの来場者で賑わう店内

JAあづみが10月1日から始めた~創立60周年記念企画~「みんなで国消国産!秋の大収穫祭 直売所へ行こうキャンペーン」は盛況のうちに幕を閉じた。
JAグループは、10月・11月を「国消国産月間」とし、全国各地で統一運動を展開。その一環として、「国消国産」への理解醸成や「食」や「農」の重要性を再認識してもらおうと約2か月間、安曇野市豊科南穂高の安曇野スイス村ハイジの里を核とし、週末を中心に「食」や「健康」にちなんだ催しを開催した。
期間中は果実・米の消費拡大イベントや全国JA直売所提携旨いもの市、新そば・長芋フェア、りんご祭り&キャンペーン感謝祭のほか、同JA女性部・青壮年部の協力による餅の振舞いや学生が考案したリンゴスイーツの提供など多彩な催しを開催。県内外問わず多くの来場者で賑わい、幅広い世代の消費者に国消国産の考え方や食の大切さを伝えた。
キャンペーンに合わせてJAあづみ公式SNSを活用した農産物のプレゼント企画や安曇野産フルーツを対象とするフォトコンテストなども同時開催。10月1日から10月31日を第一期とする「ハイジの里のレシート(8120円以上)を集めて農産物をGETしようキャンペーン」には、計100名から応募があり、当選者にリンゴや商品券などをプレゼントした。
10月1日~11月26日までの売上高は1億9009万円(同期比3436万円増)、レジ通過者数は8万2310人(同比1万5043人増)と大幅に伸長した。
11月3日から5日まで旨いもの市を開き、店頭特設ブースに全国7カ所のJA提携直売所の人気商品がずらりと並んだ。また、果物の消費拡大を目指しリンゴの「シナノスイート」や「シナノゴールド」など3品種の食べ比べを企画。来場者はそれぞれの品種の味の違いを楽しんだ。
11月18日~19日、新そば・長芋フェアを開催。店内入口のセンターキッチンを活用し、打ち立ての新そばを振舞った。来場者は香りや味、食感を堪能した後、次々と買い物カゴに入れていた。
11月25日から2日間、りんご祭り&キャンペーン感謝祭を開いた。店頭で贈答・自家用リンゴ(1ケース=5キロ・10キロ)を販売。店内商品を2000円以上購入した先着400名に安曇野産きのこを配布し、来場者に感謝を伝えた。
営農経済事業部農業企画課の吉澤大和課長代理は「お金を払えば食料が手に入る時代ではなくなってきている。期間中だけでなくこれから先も地元や国内の農畜産物を積極的に食べて生産者を応援しようと思っていただけたら嬉しい」と話した。

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