農作業の楽しさを知って 支所で准組合員向け収穫体験

JAみなみ信州
リンゴの収穫体験をする参加者
リンゴの収穫体験をする参加者

松川町のJAみなみ信州松川支所は11日、同町内の同支所が管理する圃場で准組合員向けイベント「サツマイモ&リンゴ収穫体験会」を開いた。松川町は「くだものの里」と呼ばれ果樹栽培が盛んな地域。住宅ローン等で同JAと取引のある准組合員に農作業を通してJAを身近に感じてほしいと企画し、4組12人が参加し農作業を楽しんだ。
イベントを企画した同支所の古瀬聖史支所長は「土に触れ、実った果実に触れてもらうことで自分たちの住む地域を誇りに感じ、各家庭でも食や農について話すきっかけになれば。一緒に地域を盛り上げる一員となってもらえたらうれしい。今後もリンゴなどの収穫体験などを企画していきたい」と話した。
サツマイモ、リンゴともに同JA職員が管理し収穫を迎え、職員らが作業をサポートし交流も楽しんだ。サツマイモの収穫では親子で協力しながらイモを掘りだしたり、引っこ抜いたり次々と収穫した。リンゴの収穫は親のサポートを受けながら高い位置のリンゴにも手を伸ばし笑顔で収穫した。
同支所からのチラシでイベントを知った加藤翔太さん(40)は息子の賢正くん(6)と参加。「子どもが保育園でした農作業が楽しかったと話していたので今回参加した。これまでも野菜や米づくりに触れる機会はあったが果樹ははじめて。果樹の町に住んでいるのでせっかくなら家族で参加できるこうしたイベントがあるとうれしい。親子で楽しく作業でき、今までよりJAを身近に感じることができた」と話した。
収穫したサツマイモとリンゴ「サンふじ」は各家庭にお土産として持ち帰った。

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