農業機械・資材大商談会

JA信州諏訪
トラクターのセルフメンテナンス講習会
トラクターのセルフメンテナンス講習会

JA信州諏訪は11月17日と18日、原村のJA原村花き共選所で農業機械・資材大商談会を開いた。農業機械や資材を豊富に取り揃え、セルフメンテナンス講習会や農機具実演会を実施。JAの共済、融資のブースも初めて設けるなど、過去最大規模でおすすめ商品を売り込んだ。
商談会は毎年この時期に行っている。会場にはトラクターやコンバイン、田植え機、管理機など100台以上を用意した。
初日の17日は、開場時間から生産者・地域住民が多数訪れた。職員や農機メーカー担当者から商品の特徴を聞いたり、実際に操縦したりしていた。
セルフメンテナンス講習会では、株式会社クボタの担当者がトラクターの点検整備方法を紹介。エンジンオイルはオイルゲージを抜き取って上限と下限の間にオイルがあるか確認。タイヤは傷や摩耗、空気圧を点検するなど、実物のトラクターを前に丁寧に説明した。
原村の男性(45)は「普段からトラクターをよく使っているが、日頃忙しくて点検できていなかったが、整備内容の説明はとても参考になった」と話した。
共済ブースでは、農機具事故に備えられるJAの自動車共済、融資ブースでは農業融資のPRを行い、多くの人が相談に訪れた。
18日は、畔草刈機のセルフメンテナンス講習会とドローンによる散布実演を行った。
富士見町農機センターの清水浩明基幹農業機械センター長は「JA全農長野やメーカー協力のもと多くの展示機械を取り揃えられたので、比較検討できる展示会を開催することができたと思う。ぜひ自分のニーズに合った商品を購入・利用いただきたい」と話した。

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