茅野市ブロックでフードドライブ 地元で助け合い実現へ

JA信州諏訪
集まった品物を「まいさぽ信州諏訪」に受け渡した
集まった品物を「まいさぽ信州諏訪」に受け渡した

JA信州諏訪女性部茅野市ブロックは11月13日~17日の5日間、家庭で余っている食品などを寄付するフードドライブを行った。茅野市の3支所(茅野中央、茅野北部、茅野南部)に専用窓口を設置し、品物を収集。部員や組合員、職員の「地元で助け合いを実現したい」との思いと共に寄付先の担当者に届けた。
「食」を通じた持続可能な開発目標(SDGs)の一環で、2021年度から取組んでいる。同ブロックでは今年2回目。
「支所だより『ちの』」を通じて、組合員にも協力を要請。賛同した多くの人から、米230キロ、サツマイモ10キロ、食品90個、日用品74個が集まった。
17日、同ブロックの栁沢和枝ブロック長、小林幸子副ブロック長、JA茅野中央支所の職員ら3人が品物を届けた。持ち込み先は、同市の生活就労センター「まいさぽ茅野市」、NPO法人信州協働会義が運営するコミュニティーキッチン・こども食堂「コミュ・きっちん天香」とした。「まいさぽ茅野市」は相談窓口に来た人へ受け渡し、「コミュ・きっちん天香」は諏訪圏域子ども応援プラットフォームの関連施設で活用する予定。
守屋正弘同センター長は「大変ありがたく思う。これから年末年始を控え、食料や日用品を必要とする方が多くいる。窓口でお渡ししていきます」と感謝を述べた。
栁沢ブロック長と小林副ブロック長は「部員、組合員、職員の皆さんの協力で多くの品物をお届けできた。物価高が続いているので、支え合いの心を大切にしていきたい」と話した。

MENU