新1年生のプレゼント チューリップの球根を児童と定植

JA信州諏訪
チューリップの球根を植える湖東小学校の児童
チューリップの球根を植える湖東小学校の児童

JA信州諏訪は11月、茅野市内の小学校2校の児童とチューリップの球根を植えた。2024年4月初旬頃に開花予定で、新1年生へ入学祝のプレゼントとして贈る考え。今後は児童が栽培・管理を行い、生長を見守る。
この取組みは支所花育活動の一環として、2021年度から行っている。茅野市のJAファーム茅野店からピンクやオレンジなどの花が咲く球根を手配。プランター1個につき4個ずつ定植し、潅水を行った。
JA茅野北部支所は7日、同市湖東小学校環境委員会の児童と球根を植えた。同支所職員ら6人が参加。プランター15個ができあがり、玄関に飾った。
同委員会の池田奨太さん(11)は「いろんな色のチューリップの球根を植えたので咲くのが楽しみ。新1年生のために大切に育てたい」と話した。
JA茅野南部支所は13日、同市の泉野小学校1年生6人と球根を植えた。同支所職員ら3人が参加。プランター13個ができあがり、中庭に飾った。
児童からは「水をいっぱいあげて元気に育てたい」「初めてだったけどうまくできてよかった」などの感想が寄せられた。
茅野中央支所の白鳥誠地区統括所長は「チューリップを育てることで、植物を大切にする心を養ってほしい。花がきれいに咲くよう見守ってもらえればうれしい」と話した。

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