ボランティアの成果で医療器具を贈る

JAグリーン長野
目録を読む倉島総支部長
目録を読む倉島総支部長

JAグリーン長野女性部若穂総支部は11月23日、長野市若穂のJA長野厚生連 長野松代総合病院附属若穂病院に医療器具を贈った。同総支部がボランティア活動として長年続ける「アルミ缶回収」の収益金で購入したもの。病院の要望で、リハビリテーションで使用する「電動サイクルマシン」1台を届けた。
寄贈式を同日行った同病院祭の前に開催。倉島さゆり総支部長と戸井田美恵子副総支部長が出席し、熊木俊成病院長に目録を手渡した。倉島総支部長は、「いつもお世話になっている病院さんに感謝を伝えたいという部員の声で行っているもので、ぜひご活用いただきたい」と話した。熊木病院長は、「本当に地域の皆さんに支えていただいている病院だと感じている。これからも地域と一緒に運営していきたい」と感謝を述べた。
同総支部のアルミ缶回収は、役員が中心となって行っているもので、予めJA施設に設置した回収ボックスに組合員・地域住民がアルミ缶を出し、役員が月に1回程度回収し、業者に引き渡す。地域に定着しており、今年度の回収量は1.3トンほど。回収ボックス内にはアルミ缶以外のゴミ等も入れられることがあり、女性部員が丁寧に仕分けするなど苦労もある。総支部は今後も地域医療への貢献に、アルミ缶回収を続ける考えだ。

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