もったいないをありがとうに フードドライブ支援の輪広がる 組合員、地域住民一丸で11トン

JAながの
目録と食材を贈った贈呈式
目録と食材を贈った贈呈式

JAながのでは、未来を担う子供たちの今を考える取組としてフードドライブを拡大し支援の輪を広げている。この取り組みは家庭で消費しきれない食材を募り、地域の福祉団体や子ども食堂を運営する団体へ届け活用してもらうもので、今年で8年目。県をはじめ、同JA管内で支援活動を行う社会福祉協議会やNPO法人へ合計10トンの食材を寄贈した。
集められた食材は米や缶詰、レトルト品が中心で、JA支所へ来店する利用者や秋に開いた農協祭に訪れた地域住民らに広く呼びかけた他、同女性部や生産部会、役職員からも寄せられたもの。
11月28日、長野市の長野合同庁舎で贈呈式を開き、県長野地域振興局の尾島信久局長へ目録と共に、食材の一部約5トンを届けた。
JAの中村稔光常務理事は「物価高騰で支援を求める声が高まっている。県のネットワークを通じていち早く届けてほしい」と話した。尾島局長は「たくさんの寄付に感謝している、貴重な食材を大切に届けます」と伝えた。
JAではフードドライブ運動を通じて、家庭での食品ロスを軽減し食材を必要としている方々へつなぐ役割として今後も積極的に取り組んで行く。

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