野菜販売反省会で販売実績報告

JA長野八ヶ岳
挨拶をする由井康委員長
挨拶をする由井康委員長

JA長野八ヶ岳野菜専門委員会は11月9日、令和5年度野菜販売反省会を南牧村の野辺山基幹集落センターで開催し、生産者や市場関係者、JAの販売担当者、専門委員会の関係者を中心に116人が出席した。
販売結果が報告され、今年度は異例といえる暑さの影響を受ける厳しい生産販売が続く中、出荷数量は約2,000万ケースを超え、販売金額は約223億円、前年対比108%となり、11年連続で200億円を超える結果となった。
野菜生産販売の課題及び提言では、品質問題、加工・業務筋の動き、新型コロナウイルス終息後の野菜販売動向などについて協議した。
野菜専門委員会の由井康委員長は「今年度は適期収穫や品質向上にむけて各支所取り組みを行ない、多くの市場の方からの評価をいただき成果を残せた。しかし、梅雨明け後の高温干ばつの影響により生産者にとっては厳しい栽培条件となった。さらに農業資材等生産コストの上昇、世界情勢、異常気象による災害の発生、輸送問題など様々な問題の中、農家所得の確保のためにも品質向上に引き続き取り組んでいただき、生産者の意見を取り入れ、課題解決に向かっていきたい。」と話した。

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