伊那市中学生キャリアフェス2023 将来の就職は伊那市へ

JA上伊那
搾乳を体験する中学生
搾乳を体験する中学生

伊那市内中学校6校や、伊那市教育委員会、JA上伊那など産・学・官から構成する伊那市中学生キャリアフェス実行委員会は11月16日、伊那市のロジテックアリーナ・エレコムアリーナで「伊那市中学生キャリアフェス2023」を開いた。当日は84の団体が出展。中学生は興味のあるブースで話を聞いた。
伊那市は2014年12月にキャリア教育憲章を制定。「『地域で子どもを育てよう』子どもは地域の宝・地域の未来」を基本理念とし、市への愛着を深め、将来伊那市を支える人材を育成することを目的に、毎年11月に市内のすべての中学2年生を対象にキャリアフェスを開催している。
当日は市内中学2年生約600人が参加。1回30分を目安にブースを巡り、学びを深めた。このうち同JAのブースには23人が訪れ、職員からJAについてやどんな思いで仕事に取り組んでいるかなど、自らのキャリア形成につながる話を聞いた。また、同JA酪農部会や伊那酪農業協同組合などからなる上伊那地域酪農協議会も出展。中学生は最新の酪農機械について動画で説明を受けたのち、搾乳を体験した。
最初に同JAのブースを訪れた7人は「JAはいろいろな仕事があって、いろいろなものが置いてある百貨店みたいだった。将来を決める参考になった」と笑顔で話した。

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