ふじ祭りでりんご販売拡大

JAグリーン長野
家庭用向けリンゴを販売する会場
家庭用向けリンゴを販売する会場

グリーン長野は「リンゴ」を取り扱う4カ所の流通センターで、11月20日から25日かけて「ふじまつり」「ふじ即売会」を開いた。家庭用向け品の特別価格販売を中心に、贈答用の受付や野菜等の農産物販売などを行った。リンゴの販売拡大による生産者手取りの確保・向上、JAのPRが目的だ。
このうち、長野市若穂の若穂果実流通センターでは11月23日、5年ぶりに開催を決定した若穂地区JA祭りと合同開催。凍霜害や降ひょう、生育期の高温によって非常に厳しい栽培環境下、例年よりもリンゴの収穫量が少なめだったものの、家庭用向けのオープン箱品の販売や詰め放題企画、贈答用の受付、また、長芋や白菜などの農産物販売、抽選会、女性部によるアップルパイ等の販売、キッチンカー、さらには地域小学校によるステージ発表などを行い、多くの来場客で賑わった。女性客は「コロナでふじまつりやJA祭もなかったので、久々に開催してもらって楽しかった」と喜び、家庭用向けのリンゴを購入していた。
開会式では、若穂地区のJA理事を代表し、小林和彦理事は「ふじまつりとJA祭の合同開催に皆さんに来てもらって、ぜひ若穂地区を盛り上げたい」とあいさつした。
他会場でも多くの来場客が訪れるなど、グリーン長野産リンゴの販売拡大につながっている。JAでは、引き続き、リンゴの荷受け・選果・市場出荷を続け、さらなる販売拡大につなげる考え。

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