JA洗馬が令和5年度野菜販売反省会を開催

JA洗馬
市場の代表者から説明を受ける生産者たち
市場の代表者から説明を受ける生産者たち

JA洗馬は11月21日火曜日、本所で「令和5年度野菜販売反省会」を開催した。県内外の取引市場の代表者や全農長野中信事業所の担当者、生産者である各地区の出荷組合の役員、JAの関係役職員が出席した。
生産者にとってこの反省会は、大切に育てた野菜がどのように流通されたか知ることができる機会でもある。全農長野の担当者からは、今年度の野菜生産販売の経過や実績だけでなく、全農長野が企画実行した野菜消費宣伝の各種キャンペーンや農産物PRイベントなどが写真付きの資料で報告された。また、市場の代表者からは「安定した価格で推移できたのは、洗馬産野菜の安定した品質・数量により、顧客が洗馬指定で買いたいという熱量が反映されたからだと思う。来期については、生産維持ではなく生産拡大を皆様に意識してもらいたい」と力強い言葉を掛けられた。
今年度は、7月に入ってから高温干ばつ傾向となり、主力品目のレタスが例年に比べ小玉傾向となったものの、管内の野菜販売高全体としては、数量減の単価高となり前年比108%の26億8千万円と推移している。
北沢泉代表理事組合長は会議の冒頭の挨拶で「秋作では高温干ばつのなか、生産者の皆様に頑張っていただきました。現在、農協グループ全体で食料・農業・農村基本法の改正にあたって、生産価格の上昇分を販売価格に転嫁できるよう国に陳情しております。生産者にとって良い方向に向くようにしたい」と生産者を激励した。

MENU