高品質な食肉生産 市場でも高い評価

JAみなみ信州
肉牛枝肉の部最優秀賞受賞の関島さん(左)と肉豚の部最優秀賞受賞の丸山さん(右)
肉牛枝肉の部最優秀賞受賞の関島さん(左)と肉豚の部最優秀賞受賞の丸山さん(右)

JAみなみ信州と同JA畜産協議会は2日、飯田市鼎の同JA本所で、第26回畜産共進会(肉豚の部、牛肉枝肉の部)の表彰式を行った。受賞者やJA、南信州農業農村支援センター、飯田家畜保健衛生所、JA全農長野の職員が参加した。
肉豚の部の審査は10月4日に松本市の(株)長野県食肉公社で行われ、雌・去勢を1組として5組10頭が出品された。最優秀賞には飯田市の(株)丸山産業丸山公弘さん(46)が出品した枝肉が選ばれた。
肉牛枝肉の部の審査は10月23日に京都府の京都食肉市場(株)で行い、22頭が出品された。最優秀賞に同市の関島紀作さん(74)が出品した黒毛和牛が選ばれた。
表彰式であいさつにたった同共進会副会長で同JAの塩澤昇営農担当常務は「日頃の生産者の皆さんの努力により豚、牛ともに高い品質が維持され、それぞれの市場から高い評価をいただいている。飼料の高騰など直面している課題に対して生産者の皆さんに安心して生産いただけるようJAとしても努力していく。この地域の畜産業発展のため、高品質な生産を引き続きお願いしたい」と話した。
丸山さんは「飼料高騰で苦しい時だが、この賞を励みにこれからも安全安心なおいしい豚肉づくりに励んでいきたい」と話した。また関島さんは「厳しい情勢を吹き飛ばすような高い品質の肉牛生産を目指して頑張っていきたい」と話した。


入賞者は次の皆さん。
【肉豚の部】
▽最優秀賞:(株)丸山産業 丸山公弘(飯田市)▽優秀賞:(農)エスピーエフこがねや第二農場 小池雅昭(飯田市)、(農)エスピーエフこがねや第一農場 矢澤宏輝(飯田市)▽優良賞:クリーンポーク豊丘 松下敏文(豊丘村)、本村隆雄(飯田市)
【肉牛枝肉の部】
▽最優秀賞:関島紀作(飯田市)▽優秀賞:吉川俊男(豊丘村)▽優良賞:唐沢祐輔(豊丘村)、小原繁(飯田市)

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