JAあづみ西穂高地区運営委員会は18日、安曇野市の同JA西穂高ふれあいセンター構内で「軽トラマルシェ」を開いた。代表総代や生産者、JA理事、JA職員ら約20人が旬の農産物を対面販売し、来場者との交流を楽しんだ。
地元農家こだわりの農産物の認知度向上や同センターを組合員や地域住民との交流拠点としてPRすることが目的。例年、軽トラックの荷台に農産物を並べて販売していたが雨天のため、室内で開催。
長野県の伝統野菜に認定されている牧大根や長芋、白菜、セルリー、長ねぎなどの秋野菜をはじめ、旬のリンゴ「サンふじ」の袋詰めなどを特価で販売。アンケートに答えると手袋や生活用品などをプレゼントするキャンペーンも実施した。
販売開始と同時に売り場は買い物客で賑わい、長芋は3分で30本、牧大根は約20分で完売するなど好調な売れ行きだった。
浅川竹生総代会長は「買い物客と売り手の交流も深まり、地元の良質な農産物を知るきっかけになったのではないか」と話した。
同市穂高の女性は「牧大根をとても楽しみにしていた。たくさん買えて大満足」と嬉しそうに話した。