地域の子どもたちとJAのつながりを伝える展示

JA信州諏訪
展示を準備する長地営業所の職員
展示を準備する長地営業所の職員

岡谷市の長地小学校5年生の稲作体験を支援するJA信州諏訪岡谷支所長地営業所は今年度、同営業所に児童の1年間の作業を撮影した写真をまとめて展示している。代かき、田植え、稲刈り、脱穀のようすが分かる写真をホワイトボードに並べたもの。来店者に、地域の子どもたちとJAのつながりを伝えている。
この取組みは、2022年度に児童から稲作体験支援へのお礼の手紙が届き、同営業所に展示して多くの人に広く活動を知ってもらったことから、「今年はJAからも発信し、児童の頑張り、地域との関わりを伝えたい」という思いで企画。職員が各作業時に、児童の真剣に取組む様子や生き生きとした表情を捉えて撮影を行い、10月上旬の脱穀の終了後に展示を作り始めた。
写真数は大小合わせて27枚。来店者の目に留まりやすい1階ロビーにコーナーを設置した。
同営業所の中嶋真理所長は「『楽しい』と言いながら作業に励んでいた子どもたちを思い出しながら展示した。JAが携わって地域の皆さんと行っている活動を多くの人に知ってもらうことはとても大切だと思っている。今回の企画がその一助につながればと思う」と話している。

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