資産形成・運用を学ぶ

JAグリーン長野
投資について熱く説明する講師
投資について熱く説明する講師

JAグリーン長野金融部は11月7日、JAグリーン長野30周年を記念し、「人生100年時代を豊かに!資産形成・運用セミナー」を、長野市稲里町のグリーンホールミナミで開いた。講師にNVIC最高投資責任者の奥野一成氏を招き、組合員やJA職員など122人が投資に関する心構えなどを学んだ。
講師は、「楽して短期的に儲かるものは無い」と断言した上で、投資を農業になぞらえて説明。長期的な視点を持つこと、労苦を伴うこと、楽して儲けることはできないことを前提とする心構えを説いた。また、来年1月から新制度となるNISAの利用を強く推奨。「良い悪いではなく、“納得できるもの”を購入すること」とアドバイスした。
出席者から「75歳からの投資へのアドバイス」を求められると、講師は「投資とは、“現金の形を変えること”こと。自身のライフプランも踏まえて、お金で残すか投信で残すか、どの位を残すかを考え、投信にする場合には、“良いもの”を“持ち続けること”が良い」と答えた。
参加者の組合員は「こういった講演会に来る機会がなかったので新鮮。農業もビジネスパーソンなので、投資に挑戦してみたい」と目を輝かせていた。
講演会を前に鈴木隆男常務は参加者に対し、日頃のJA事業運営への協力に感謝を伝えるとともに、「JAはNISAのスタートアップキャンペーンも行っているので、ぜひこれを機に支所窓口に相談してほしい」と呼びかけた。

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