茅野市のJAファーム茅野店は10月30日から11月13日まで、「JAファームカレッジ盆栽菊教室」の盆栽菊を展示している。受講生13人が仕立てた計47点の作品が並ぶ。個性豊かな力作が来店者の目を楽しませている。
同教室の講師は、山梨県北杜市の進藤三郎さんが務めている。受講生は3月の挿し芽から菊が開花する10月下旬まで月1、2回の講習で進藤さんからアドバイスを受けてそれぞれ仕立てた。
29日、同店の入口中央に展示用の3段組ひな壇を設置。受講生が色合いや丈を見ながら作品を並べた。
諏訪市の込山卓三さん（78）は「展示に合わせて開花するよう、日中は日の当たる場所で管理するなど気を配って仕立ててきた」と振り返る。
また、受講生代表で諏訪市の平出岩雄さん（75）は「全国的に残暑が厳しいなかの栽培だったが、皆の努力の甲斐があり、個性のある立派な作品を展示できてよかった」と話している。