農業機械の利便性学ぶ 女性の活躍後押し

JAあづみ
実演会で農業機械を操作する参加者(中央)とメーカー担当者(左)(安曇野市堀金)
実演会で農業機械を操作する参加者(中央)とメーカー担当者(左)(安曇野市堀金)

長野県農協生産資材事業推進協議会農機専門部会中信支部は2日、安曇野市堀金の全農長野営農研修センター構内で「JA農業機械 農業女子応援講習会」を開いた。JAあづみ女性部員や同JA職員ら16人が参加。実操作を通じて管理機や刈払機の操縦方法や利便性などを学んだ。便利な農業機械に営農意欲湧く講習会となった。受講料は無料。
農業機械の魅力を伝え、農業における女性の活躍をJAとともに後押しすることが目的。農業=男性というイメージの払拭や農業への理解醸成も狙う。
同会には管理機やトラクター、刈払機の計6台が用意され、参加者は2班に分かれて、各メーカー担当者から操作方法や操作上の注意事項などの説明を聞いた後、同センターに隣接する畑で管理機とトラクターの実演講習が行われた。
用意された農業機械の中で最も注目を集めていたのが長ネギ栽培管理に適した6.3馬力の畑作管理機。担当者によると、畝立てや土寄せ、ネギ堀取りが一度にできて比較的軽量で、女性でも簡単に操作できるという。
同部の酒井優子さんは「管理機の利便性を感じた。トラクターはレバーを戻すタイミングが難しくて、実体験しなければわからないことが学べてよかった」と述べた。

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