ユーカリ立毛品評会 平年並みの良い品質を確保

JA上伊那
圃場にて草姿や管理について確認する審査員
圃場にて草姿や管理について確認する審査員

JA上伊那は10月24日、ユーカリの立毛品評会を開いた。同JA職員やJA全農長野の職員など16人が出席。管内8戸の圃場を巡回し審査した。
ユーカリは管内でも生産量が増加している品目。収穫適期に一定の期間があることや、消毒の回数が少ないため栽培しやすいなどの利点がある。また、市場でもブライダルや小売店販売など用途の多いことから需要が高い草花となっている。
審査会は出荷を迎えるこの時期に毎年開催。審査員は出品圃場を回り、草姿や管理、病害虫の状況を確認し、100点満点で審査した。審査結果は3月に開かれる同JA花き部会の総会にて表彰する。
同JA営農経済部園芸課の五味雅巳花き係長は「高温少雨で経過したため病気は少ない。草丈はやや短かったが、最近の雨で解消され平年並みの良い品質が確保できている」と評価した。

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