小学生が脱穀作業体験 収穫の喜び実感

JA信州諏訪
ハーベスターでの脱穀を体験する長地小学校の児童
ハーベスターでの脱穀を体験する長地小学校の児童

JA信州諏訪が本年度、稲作学習を支援している管内の小学校5校で10月、脱穀を支援した。地元組合員とJAが連携し、農機具の準備や作業を指導。5年生が、ハーベスターや伝統農具を使った脱穀を体験した。
岡谷市の長地小学校84人は、地元組合員の高木元一郎さんからハーベスターの仕組みなどを教わりながら脱穀を行った。籾がいっぱいに詰まった袋は、皆で協力して校内に運んだ。役職員9人が支援した。
5年3組の古川颯葵さんは「ハーベスターに稲が吸い込まれ、わらともみに分かれるのは不思議ですごい。楽しくできた」と話した。
諏訪市の豊田小学校56人は、地元農家や漁協関係者でつくる団体「ファーマーズ」のメンバーに教わりながら作業。ハーベスターまで稲を運んだり、はぜかけ棒を片付けたりした。役職員4人が支援した。
5年1組の平林景翔さんは「初めての脱穀作業でとても楽しかった。たくさん収穫できてうれしい」と話した。
脱穀作業は、茅野市の金沢小学校、諏訪市の四賀小学校、岡谷市の岡谷田中小学校でも行った。

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