災害時の食の備えを地域住民とともに学ぶ

JA大北
皿を敷き、食材などを湯せん(24日長野県大町市で)
皿を敷き、食材などを湯せん(24日長野県大町市で)

JA大北女性部ときわ支部は10月24日、くらしの活動の一環として近年多発している災害に備え、ポリ袋と湯煎で簡単にできる「お湯ポチャレシピR」講習会を、大町市のJAときわ事業所で開いた。当日は同支部部員と地域住民の12人が参加。講習会では、JA総務部ふれあい課の職員が講師となり、カセットコンロ・鍋・水・耐熱性ポリ袋があれば、災害時にも温かい料理を簡単に作ることができる「お湯ポチャレシピ®」の調理を参加者に指導した。
この日はライフラインが止まったときを想定して、耐熱性ポリ袋を使ってカレー作りとご飯の炊き方を学んだ後、参加者が実際に調理した。「お湯ポチャレシピ®」は、耐熱用ポリ袋に食材と調味料を入れ、袋のまま湯せんした。普段の食品を使うことができ、加熱に使った水が汚れないので再利用できる、袋に入れたまま食器によそえば食器が汚れないなどのメリットがある。初めて参加した男性は「美味しく簡単にできる料理方法を学べて、参加してよかった」と話した。

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