中学生リンゴ園で地域を学ぶ

JA信州うえだ
林さん作成の資料で学習する中学生
林さん作成の資料で学習する中学生

10月12日、上田市立塩田中学校1年生31人は、上田市奈良尾の坂上周男さんのリンゴ園を訪問した。
同中学校は郷土の自然や文化を学ぶ機会として「塩田めぐり」を実施している。JA果樹部会員の林健三さんは、約15年に渡りボランティアとして同校生徒を奈良尾地区の圃場へ招き、地域産業としての果樹栽培を講義してきた。
生徒らは、塩田地域の神社や仏閣を巡りながらリンゴ園を訪れ栽培状況など林さんが独自に作った資料で説明を受けながら収穫体験を行った。
林さんらは、「地元の中学生が毎年来るのが恒例となっている。塩田のリンゴの事を勉強しながら、高齢化や農地の維持の大変さなど少しでも興味を持ってもらいたい。今後も中学生に対し食育の場として提供していく」と、話した。

MENU