吉蔵ねぎ収穫 甘み・香り・食感楽しんで

JAあづみ
収穫した吉蔵ねぎを束ねる部員ら
収穫した吉蔵ねぎを束ねる部員ら

JAあづみ女性部穂高支部は25日、安曇野市穂高の圃場で「吉蔵ねぎ」の収穫作業を行った。女性部員や地区理事、JA職員ら約30人が、70センチほどに伸びたねぎを次々と掘り起し、3キロずつ丁寧に紐で束ねた。
吉蔵ねぎは分けつの少ない光沢のある太ネギで、軟白部の長さが40センチで太さは2.5センチ。肉質が軟らかく耐病性に強いため栽培しやすい。煮ても焼いてもおいしく、甘くてシャキシャキした食感が特徴だ。
ねぎ栽培は、部員同士の交流も兼ねて20年前から続けている。4月下旬に約8アールの畑に1万本定植し、ねぎ部長の浅川寿美子さんらが中心となり土寄せや草取りなどの管理作業を続けてきた。地域住民やファンから販売に関する問い合わせも多くなってきている。
同支部ネギ部長の浅川さんは「猛暑や残暑で苦労が多い年だったが、甘み・香り・食感の3拍子揃ったねぎを多くの消費者に味わってもらいたい」と話した。
収穫したねぎは28日、同JA穂高支所主催の「吉蔵ねぎ・新米・リンゴ~秋の収穫祭」で1束(=3キロ)500円(税込)で販売する。

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